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東洋医学のすすめ

2011年1月17日掲載

皆様、本年も健康コラムをどうぞよろしくお願い致します。

新年最初のコラムは、『東洋医学のすすめ』です。
コラムへの要望では、冷えと月経周期に関する不調について
多くの声が寄せられます。
そこで、今回は私の体験をご紹介します。

私は以前、月経周期につられるように体調不良がでるほど
不調の日々を送っていました。
そんな時に出逢ったのが、「漢方」でした。
初めての漢方は、とってもまずくて鼻をつまんでも飲めないほど
苦労したのを覚えています(笑)

漢方を飲んでから、2週間くらいして体調の変化がわかりました。
鼻をつまみながら、飲み続けて数カ月がたつと…
驚いたことに、体調不良がうそのように元気になりました!
それからは、色黒だと思っていたお肌も、白くなり今では
「お肌がきれいですね~」なんて言って頂けるようになりました。

これもすべて、漢方のお陰なんです♪

西洋医学では、ピンポイントで薬を使って痛みや炎症を抑える
そんなイメージですが、東洋医学では体と心を1つにとらえて
全体のバランスを整えるイメージです。

漢方を学ぶようになったのも、自分が以前に体質改善できたから。
そして、心と体が一体だと実感できるからです。
自分に合う漢方を飲むと、体にスッと入り、心が落ち着きます。

女性は、ホルモンの影響を受けやすいので、心と体のバランスを
崩しやすいですよね。
男性に比べて、筋肉量も少ないので冷えやすいですし…
そんな女性の見方が東洋医学だと思います。

最近は、とっても寒い日が続いています。
元々湿度の高い日本では、肩こりや腰痛が多いと言われます。
私もその一人。

年末の忙しい時期には、腰や背中~肩がバリバリ…
漢方で整えながら、鍼で痛みや筋肉の緊張をほぐしていました。

鍼灸の先生曰く、「鍼灸師としてへこむほどのコリ」
寒くて縮まる筋肉と、忙しさで緊張が続き、ストレスも重なり
心身のバランスが崩れてしまったんですね。

こんな症状の時には、西洋医学では痛み止めを処方されたり
湿布をもらったりするくらいでしょうか?!

私の受けた鍼は、先生の治してあげたい『気』でしょうか
気持が伝わり、私自身の自然治癒力も上がる感じがします。
鍼をした後は、体も軽くなり、夜寝るときにもポカポカして
良く眠れるようになり、翌朝には元気がでます。

心と体のバランスが乱れた時には、漢方や鍼灸といった
東洋医学を取り入れてみるのもいいと思います。
西洋医学と東洋医学の併用も可能です。

冷え性の方、なんとなく体調がすぐれない方、コリがひどい方
ぜひ、東洋医学を取り入れてみて下さい。

漢方も、鍼も、西洋医学もそうかもしれませんが
自分に合った治療法と治療者に出会えたら最高ですね。

最近、漢方アロマなるものもあるようです。
興味深いので、いつか試してみたいと思います。

私も今年1年を健康で元気に過ごせるように、東洋医学を
うまく取り入れながら心と体のバランスを保ちたいと思います。

追記
いつも相談に乗って下さる漢方薬剤師のKさん、
バリバリな私をほぐして下さる鍼灸師のK先生
ありがとうございます♪